神奈川県 老人ホームのメリットとデメリット⑤ - ワントップパートナー 東戸塚店

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老人ホームのメリットとデメリット⑤

老人ホームのメリットとデメリット⑤
老人ホームのメリットとデメリット⑤

老人ホームのメリットとデメリット⑤

皆さん、こんにちは!
東戸塚店の小西です。
老人ホームのメリット・デメリットに関するまとめの第5回目になります。今週は「介護老人保健施設(老健)」のメリットとデメリットがテーマになります。ここでお伝えするメリットとデメリットに関しても、人によってはあてはまらないという事も出てくるかと思います。入居する施設の希望や条件の整理のために、ご活用頂ければ幸いです。

まず、老健は在宅復帰と在宅療養支援を行うための施設です。
症状が安定して医療とリハビリが必要な要介護の高齢者に対して、専門スタッフが医療と介護サービス、機能訓練を提供しています。
入居の対象は、要介護度1~5の方で、症状が安定していて入院の必要がなく、リハビリテーションを必要とされる方になります。入居に関しては施設によって、条件を細かく規定している事業所もあるため、希望施設には入所条件を確認することをお勧めします。

介護保険法により、老健は以下の5つの区分に分けられていて、強化型、超強化型、加算型の3種類は、厚労省が規定する要件をクリアした在宅復帰や在宅支援機能が高いと認められた老健ですので、在宅復帰を希望する方にお勧めのタイプになります。
・基本型
・強化型
・超強化型
・加算型
・その他型

居室の種類は、相部屋の「多床室」と1室を1人で利用する「従来型個室」、個室ではあるもののキッチンや浴室、トイレなどの施設をユニットごとに共有する「ユニット型個室」、多床室をユニット型個室に改装した「ユニット型個室的多床室」があり、それぞれ費用が異なります。

ここから、老健のメリットとデメリットを記載していきます。
【介護老人保健施設のメリット】
・リハビリが充実している
在宅復帰を目標としている施設なので、リハビリサービスが充実しています。
専門的な資格を持つスタッフが指導を行い、利用できるリハビリ器具も充実しています。
・費用が比較的安い
特養同様、入居一時金(入居金)が不要です。
1~3割の介護保険の自己負担分に、食費や居住費といった生活費を加算して、10~15万円くらいのイメージが多いと感じます。
また、収入にゆとりがない世帯であれば、食費などに対して減額措置が適用されます。
・手厚い医療ケアも可能
老健は、医師が常勤していて、看護スタッフも一定数勤務しております。
最近は24時間交代制で看護師を配置している事業所も増えています。(夜間の看護師の常駐が義務付けられているわけではありません。)

【介護老人保健施設のデメリット】
・入居期間が原則3ヵ月
入居期間が原則3ヵ月と決まっています。3ヵ月ごとを目安に、リハビリの効果や、施設の入居継続が必要かといった審査が行われ、その結果、回復したと判断されると退去となります。
※必ず3ヵ月で退去するわけでなく、長い方だと1年ほど老健に入居しているケースもあります。
また、ターミナルケア(終末期看護)は原則として受けられません。
・自由時間が少ない
リハビリに注力する施設のため、レクリエーションや行事は機能訓練の一環として位置づけられております。レクリエーションや行事、自由時間は少ない施設が多いです。
・個室等の希望や条件によって入居待ち期間が長くなる
老健の居室タイプで最も多いのは個室ですが、多床室(4人部屋)の割合もまだ多くなっています。そのため、個室を希望する等の条件によって、入居待ち期間が長くなる傾向がございます。

よく特養と老健がどのように違うのかといった質問を私も聞かれますが、公的施設という以外は特徴がかなり異なる形となっています。ご自宅に戻る目標で、期間限定で利用したいという方には、利用料金も比較的安く心強い施設ですので、ご希望される方は早めに準備されることをお勧めします。

こちらが、皆様にあった老人ホーム探しの参考になれば幸いです。引き続き宜しくお願い致します。

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