神奈川県 老人ホームのメリットとデメリット④ - ワントップパートナー 東戸塚店

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老人ホームのメリットとデメリット④

老人ホームのメリットとデメリット④
老人ホームのメリットとデメリット④

老人ホームのメリットとデメリット④

皆さん、こんにちは!
東戸塚店の小西です。
老人ホームのメリット・デメリットに関するまとめの第4回目になります。今週は「特別養護老人ホーム(特養)」のメリットとデメリットがテーマになります。ここでお伝えするメリットとデメリットに関しても、人によってはあてはまらないという事も出てくるかと思います。入居する施設の希望や条件の整理のために、ご活用頂ければ幸いです。

特別養護老人ホームは、家族による常時介護が困難で、かつ病気や障がいなどで自立した生活が出来ない高齢者が入居出来る公的な施設です。よく「特養(とくよう)」と略して呼ばれていて聞き馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
特養にも3つの主な種類があり、定員が30人以上の利用者の居住地域に制限がなく、どこに住んでいる方でも申し込み可能な「広域型」、定員が29人以下の原則として、施設のある地域にお住いの方のみが申込可能な「地域密着型」、在宅介護を受けている高齢者に、見守りや援助を提供する「地域サポート型」があります。
また居室の種類も、相部屋の「多床室」と1室を1人で利用する「従来型個室」、個室ではあるもののキッチンや浴室、トイレなどの施設をユニットごとに共有する「ユニット型個室」、多床室をユニット型個室に改装した「ユニット型個室的多床室」があり、それぞれ費用が異なるのが特徴です。

特養の入居条件は、原則として年齢65歳以上で、介護保険の要介護認定で「要介護3」以上の認定が必要になります。ただし、40歳~64歳で特定疾病が認められた要介護3以上の方、特例により入居が認められた要介護1~2の方も対象になります。

ここからは、特養のメリットとデメリットを記載していきます。
【特別養護老人ホームのメリット】
・費用が安い
入居一時金(入居金)が不要です。また、所得に応じて減免され、居住費や食費の負担限度額も変動する仕組みになっています。自治体によっては、利用者負担軽減制度を使える場合もあり、費用が安く済むケースが多いのが大きなメリットと言えます。
・終身で入所可能
原則として終身で入所できます。また、看取り介護を行う施設も多いので安心です。ただし、長期入院や迷惑行為などで退去となるケースもありますので、事前に確認が必要です。
・24時間体制で介護
厚生労働省の配置基準に基づいて、介護スタッフが24時間常駐しています。また、施設には介護に適した設備(入浴機器等)が充実しており、いつでも適切な介護を受けられる環境で暮らし続けられるのがメリットと言えます。

【特別養護老人ホームのデメリット】
・入居まで時間がかかるケースもある
メリットにある通り、安い費用で利用できることから、入居希望者が多い傾向にあります。待機者が多ければ、入所するまでに長期間にわたり待たなければならない可能性が高くなります。待機期間は、地域や施設によって異なりますが、数年間かかるという特養もあるようです。
・医療体制が整っていない場合がある
特養では、看護師の24時間配置が義務付けられておりません。そのため、夜間のたん吸引などの医療的ケアが必要な方にとっては、十分な医療体制が整っていない可能性が考えられます。医療依存度が高く、医療的ケアが必要な方は、特養で受入出来ない場合は別の施設を検討する必要が出てきます。
・要介護3以上等の条件を満たさないと入居出来ない
条件の範囲が狭くなっているので、該当しない方は別の施設を検討する必要が出てきます。

2022年4月時点における特養の待機者数は全国で27.5万人となっています。2015年の介護保険制度改正により、特養の入所条件が「要介護1以上」から「原則要介護3以上」に変更されたとともに、その他の老人ホームが増えたことで年々減少傾向にありますが、入所待ちが必要なことに変わりありません。また、終身利用が可能ですが、長期入院や迷惑行為などで退去となるケースもありますので、入所前に個別に確認をお勧め致します。

こちらが、皆様にあった老人ホーム探しの参考になれば幸いです。引き続き宜しくお願い致します。

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